テンプレート構成で代替品目を定義する

説明

このアクティビティは、テンプレート構成内の代替品目とその構成を定義するために使用されます。定義された代替品目は、構成内で選択されたインストール済み品目の有効な代替品目になります。 注釈:インストール済み部分は、必ずしも選択したテンプレート構成の規定品目である必要はありません。テンプレート代替を定義すると、システム内で次のことが行われます。

テンプレート構成にアクセス制御が確立されている場合、定義された代替品目、それが属する構成、および選択した構成内のすべてのサブ品目は、代替品目とその構成が作成されたテンプレート品目レベルからのアクセスを受け入れます。代替品目とその構成が削除されると、代替品目が構成内の他の場所にシリアル品目または代替品目として存在しない限り、代替品目へのアクセスが削除されます。

あるいは、代替および所属構成が定義された後に、テンプレート品目にアクセス権が配布されると、代替品目とその構成は配布されたアクセスグループで更新されます。

選択したテンプレート構成に設置済の品目に対して、テンプレート代替とそれが属する構成を定義します。テンプレート構成管理ページを開いて、テンプレート代替を登録する品目を検索します。次に、 代替テンプレートタブに新規レコードを作成し、適切な情報を入力します。

注釈:「要承認互換互換」の互換性コードを選択した場合は、承認テンプレートフィールドに値を入力するようお勧めします。

「IFS/複合組立 MRO」の「代替テンプレート」設定

「複合組立 MRO」フローで使用されるテンプレート構成入力のテンプレート代替を定義する場合、代替を転送するには、設置済品目への接続が切断されていない必要があります。以下の図は、テンプレートの代替を設定する方法を示しています。

例:品目100−Pは、テンプレート構成の構成位置に設置されます。この品目には、3つの有効な代替品目(100-ALT1、100-ALT2、および100-ALT3)が あります。

「複合組立 MRO」フローで使用されるテンプレート構成入力のテンプレート代替を定義する場合に、製造に転送する機能(RUN_IN_BATCH)が有効になっていると、導入された代替はバックグラウンドジョブを通じて製造に転送されます。バックバックグラウンドジョブが実行されると、仮転送テーブルが更新されます。 テンプレート品目の自動転送(オブジェクトプロパティ AUTO_TRANS_ALTERNATE)がテンプレート代替定義中に切断されている場合は、新規テンプレートを「IFS/製造」に手動で転送する必要があります。詳細については、オンラインヘルプファイル既定のオブジェクトプロパティを確認または調整するを参照してください。

前提条件

システム効果

互換性規則 説明
一方向互換 完全に互換性のない代替品目が、品目ページの代替品目タブとエンジニアリング品目リビジョンページの代替品目リビジョンタブで自動的に作成されます。
相方向互換 完全に交換可能な代替品目が、 品目ページの 代替品目 タブと エンジニアリング品目リビジョンページの 代替品目リビジョンタブで生成されます。
互換性なし 品目ページの代替品目タブとエンジニアリング品目リビジョンページの代替品目リビジョンタブでは何も作成されません。
セット互換 一方向互換と同じ
要承認互換 相方向互換と同じ。ただし、構成がステータス「使用可」に設定される前に、代替が承認される必要があります。詳細については、アクティビティ「構成変更の承認または拒否する」を参照してください