作業割当ステータスを未完了に設定する
説明
現在の割当中に計画済作業を完全に完了できない場合に、このアクティビティを使用します。作業割当を未完了に設定する場合、未完了理由を記載する必要があります。
「未完了理由」を選択し「私に再割当しないでください」フラグが有効化されている場合、この作業工程は、「作業割当」を「未完了」に設定した同じ資源には再スケジュールされません。「スケジューリングソリューション」が使用されている場合、このアクションは、「作業工程/スケジューリン情報」の「作業工程」に、「優先順位」 が「0」 の「資源規定値」も作成します。
同時に、残りの作業を完了するのにどれだけの時間が残っているかを指定することができ、それに応じて、「作業割当」上の「完了までの時刻」 属性が、バックオフィスで更新されます。
残りの作業を完了するための後続作業の作成が、「ワークフロー構成」経由で「作業工程」に対して有効化されている場合は、以下のオプションが表示されます:
- 自分に割当:これにより、アシスタントが同じ資源に対して新しい「作業割当」を作成するための、次のステップが開きます。新しい割当は、モバイルでご利用いただけます。
注釈:このオプションは、「私に再割当しないでください」フラグが有効化されている「未完了理由」が選択されている場合は、無効です。
- 計画が必要:これにより、アシスタントが「作業工程」に対して、新しい「資源需要」を作成するための、次のステップが開きます。この資源需要に対して、優先資源を指定することも可能です。
詳細は、「作業割当を未完了に設定する」の、不完全ステータスのイベントに対する一般的な動作に関する解説をお読みください。
前提条件
- 作業割当が存在する必要があります。
- 作業割当を通じて実行された作業がある場合は、その使用状況を報告する必要があります。
- 未完了コードは、未完了理由 ページで定義する必要があります。
- 技術者が残りの作業の後続作業を作成できるようにするには、設定タイプが作業工程または 構成済作業工程であるワークフロー構成を通じてこれを有効にする必要があります。関連する構成が「作業工程」に適用されており、「未完了の場合の後続作業アクションを制限する」アクションが無効化されている。
システム効果
- 作業割当のステータスが、「未完了」に設定されます。
- 作業割当上の割当完了日が現在の日付に更新されます。
- 作業割当のステータスが「作業開始済」に設定されている場合、「作業完了日」が現在の日付に更新されます。
- ユーザーが「未完了理由」を選択し、「私に再割当しないでください」フラグが有効化されている場合、この資源のスケジューリング規定値が、「作業工程」に対して 0 に更新されます。また、 IFS Cloudで未完了に設定された作業割当に対してディスパッチャーにも表示されます。
- 後続の作業割当 (訪問) が存在する場合、それらは取消されます。
- 作業工程に対して後続作業の作成が有効になっている場合、後続作業は以下のように作成されます。
- ユーザーが「自分に割当る」オプションを選択した場合、「作業工程」に対して、新しい資源需要とその需要に対する割当が作成されます。新しい割当は、「担当作業」リストで利用可能です。
- ユーザーが計画が必要オプションを選択し、新しい資源需要の作成に進むと、作業工程に対して新しい資源需要が作成され、ディスパッチャーが計画に使用できるようになります。