このアクティビティは、設備/サービスオブジェクトに対して資源設定を登録するために使用されます。オブジェクトに対して作業タスクを実行する場合、優先される資源と優先されない資源が存在する可能性があります。これらの資源はオブジェクトごとに登録でき、追加の属性である作業タイプ/アクティビティ タイプと優先度を使用して、アプリケーション基準をさらに絞り込むことができます。資源設定の登録が完了すると、優先資源はオブジェクトに対して作成された作業タスクに継承されます。
この設定は、指定された資源をどのように考慮するかをスケジューリング エンジンに指示します。0 から 1 までの任意の値が有効です。
値を 0 に設定すると、この資源にジョブがスケジュールされません。
値を 1 に設定すると、ハード制約となり、定義されている他の優先順位の設定に関係なく、この設定を持つ資源のみがスケジュールに考慮されることになります。
0 より大きく 1 より小さい値を設定すると、優先順位のスライド スケールとして機能し、値が 0 に近いほど資源がスケジュールされる可能性が低くなり、値が 1 に近いほど資源がスケジュールされる可能性が高くなります。
この設定は、指定された資源にジョブを割当る値を計算するために使用されます。ジョブの基本値が 1000 であると仮定すると、設定は次のように適用されます。
資源と設定値を指定することに加えて、作業タイプ/アクティビティ タイプと優先度を指定して、作業タイプ/アクティビティ タイプおよび/または優先度が作業タスクの値と一致する場合にのみ資源設定が適用されるようにすることができます。これら 2 つのフィールドが空白のままの場合、作業タイプや優先度に関係なく、優先資源は有効になります。
構成の親オブジェクトに入力された設定は、下位レベルのオブジェクトの設定になることもあります。「構成に既定値を設定」コマンドを使用すると、構成内の下位レベルのオブジェクトは親環境設定を継承します。設定が継承されると、親の詳細は親優先オブジェクトIDと親優先サイトで確認できます。
このアクティビティの結果として、資源優先ラインが設備/サービスオブジェクトに対して登録されます。