業務時間数とタイム カード情報を登録する
説明
このアクティビティは、従業員が働いた業務時間数を登録するために使用されます。業務時間数には、IFS/保守、IFS/サービス、製造オーダ工程、IFS/製造での間接作業、および IFS/プロジェクト報告でのプロジェクトにおいて作業に費やした時間が含まれます。出勤やプロジェクト トランザクションに関連する個別のメモを入力することもできます。
IFS/勤怠管理を使用して、これらの各業務の時間を登録できます。従業員が業務時間数を報告する場合、出勤時間も同時に生成されるかどうかは、従業員にリンクされた時間登録の時間基準によって異なります。
時間登録の時間基準が業務時間管理の賃金時間の場合、報告された業務時間数によって出勤時間も生成されます。つまり、従業員の勤務スケジュールに基づいてその日に予定されている通常時間は、業務時間数を使用して入力が行われます。時間基準が通常時間の自動挿入の場合、同じ週のすべての経過日付に対して、予定された通常時間が生成されます。さらに、超過時間や追加時間など、他の種類の出勤を手動で報告することもできます。時間基準が時刻報告管理の賃金時間の場合、出勤は時間登録ページを使用しては報告できません。
前提条件
このアクティビティを実行するには次の作業が必要になります。
- 有効なスケジュール割当がある従業員が存在している必要があります。
- 時間管理の時間基準を時間登録従業員時間基準ページで従業員に割り当てておく必要があります。
- 作業時間報告が必要な IFS/保守、IFS/製造業、IFS/プロジェクト報告における適切な対応モジュールを時間登録対応モジュール ページで有効にしておく必要があります。使用できる対応モジュールは、PCM、SHPORD、INDIRECT、MCPR、PRC、および PRJREP です。
注釈:プロジェクト オプションが使用できるのは、従業員が契約業者 (従業員カテゴリが契約業者に関連付けされ購買オーダに関連付けトグルが有効になっている従業員) で報告会社の PRCENABLE 属性が「はい」に設定されている場合のみになります。
システム効果
- 登録された業務時間数に対応する通常時間が業務時間管理の賃金時間の時間基準の従業員に対して自動的に生成されるようになります。
- 週の経過日数に対して予定された通常時間が通常時間の自動挿入の時間基準の従業員に対して自動的に生成されるようになります。
- 時間登録ページを使用して生成された出勤情報または手動で登録した出勤情報がタイム カードと時間承認などの出退勤ページで更新されるようになります。
- プロジェクトで報告された業務時間数がプロジェクト時間報告ページで更新されるようになります。プロジェクト トランザクション ページもトランザクションで更新されるようになります。
- 作業タスクに対して報告された業務時間数が IFS/保守、IFS/サービスで更新されるようになります。
- 製造オーダ工程および間接作業で報告された業務時間数がタイム カード/製造間隔セクションで更新されるようになります。
- 製造オーダ工程または間接作業の既存の記録が削除された場合、元のトランザクションの逆トランザクションが作業履歴、作業と工程の履歴、出荷リスト/業務報告の各ページで作成されるようになります。逆トランザクションは、間接作業トランザクションの間接作業履歴ページに作成されます。
削除する代わりに、既存の記録が変更されると、逆トランザクションに加えて、変更用の新しいトランザクションが作成されます。