仕入先調整予定

仕入先調整プロセスの説明

このプロセスは、調整予定を使用して、プラス残高を持つ仕入先の未処理請求書/前払い項目を、マイナス残高を持つ仕入先の未処理請求書/前払い項目に対して調整するために使用されます。

調整予定は、オンラインまたはバックグラウンド ジョブとして作成できます。

調整予定に含める仕入先は、仕入先ID の範囲を選択することによって指定されます。一度に選択できる通貨は 1 つだけで、その通貨での支払が承認されているすべての未決済請求書/前払い (事前請求書を除く) が選択対象として考慮されます。また、予定に任意の元帳ステータスの未決済項目を含めることも、特定の元帳ステータス (通常または不良債権) の未決済項目のみを含めることも可能です。許容差異が指定されている場合は、調整によって生じる差がその金額以下の場合にのみ、調整予定が提案されます。ここで、差額は仕入先に対する新しい差額請求書項目として転記され、指定した差額調整コード用として調整されます。(注記: 許容差額を入力する場合は、差異明細請求書タイプ、差異明細請求書シリーズ、借方差額調整コード、貸方差額調整コードを指定する必要があります。)許容差異が指定されていない場合、調整によって差異が生じない場合に調整予定が作成されます。

未決済項目を相互に照合して調整を作成する方法は 6 つあります。

調整予定が作成されると、それを変更、印刷、承認することができます。調整予定の承認もオンラインまたはバックグラウンド ジョブとして実行でき、承認の結果、伝票が作成され、伝票明細ページで確認できるようになります。伝票の承認時に支払パラメータ ダイアログでシステムによって提案される既定のの伝票日付、伝票タイプ、およびユーザ グループは、必要に応じて変更できます。