仕入先請求書の基本情報の入力
説明
このアクティビティは、仕入先請求書を作成し、そこに基本情報を入力するために使用されます。請求書を事前請求書として指定することもできます。
会社が請求書/一般タブで転記予定使用オプションを選択して転記予定機能を使用すると、請求書を自動的に照合することが可能になります。転記は、請求書に記載されている購買オーダ参照または受入参照から取得され、会社に対して選択された購買オーダ照合レベルに従って照合されます。同様に、請求書を請求通知からのプロジェクト トランザクションと照合する必要がある場合は、請求書ヘッダに参照を入力する必要があります。会社が転記予定を使用している場合、請求書はヘッダに請求通知が入力されている場合にのみ、自動的に照合されます。通知が入力されていない場合、または会社が転記予定を使用していない場合、手動でトランザクションを請求書と照合することが可能です。
購買オーダとプロジェクト トランザクションは、転記予定ページで関連する請求書と照合できます。会社が転記予定を使用するように設定されていない場合は、購買オーダ受領書に基づいて、自動的に請求書明細行を作成することができます。
請求書発行のために仕入先が登録されているすべての会社に対して、請求書番号が重複していないかを確認するためのチェックが実行されます。重複する仕入先請求書 ID が存在する場合は、エラー メッセージが表示されます。
前提条件
- システム内に仕入先が存在する必要があります。
- 未照合の購買オーダ受領書に基づいて請求書明細行を作成する必要がある場合は、請求書ヘッダに 1 つ以上の購買オーダへの参照を入力し、請求書を保存しないでください。
システムへの影響
- 仕入先請求書が作成されます。請求書を事前請求書として指定すると、請求書の転記には転記タイプ IP16 (仕入先債務、事前請求書) および IP22 (仮払消費税、事前請求書) が使用されます。事前請求書は後に最終請求書に接続することができ、その結果、最終請求書から支払予定額が減額されます。 (事前請求書の全額が支払われた場合)
- 請求書明細行が入力されると、請求書明細行の合計が自動的に更新されます。請求書を保存すると、明細行の合計が請求書ヘッダにコピーされます。請求書がヘッダ金額とともに (請求書明細行を手動で作成せずに) 入力された場合、請求書明細行は自動的に作成されますが、ヘッダ金額に加えられた変更は請求書書明細行には影響しません。また、その逆も同様です。ヘッダと行の合計が一致しない場合は、請求書の保存時に質問が表示され、行の合計をヘッダにコピーするオプションが選択可能となります。
- 不一致の購買オーダ受領書に基づいて請求書明細行が自動的に作成されると、既存の請求書明細行はコピーされた不一致の購買オーダ受領書に置き換えられます。
- 転記が請求書に記載されている購買オーダ参照または受入参照から取得され、請求書の残高が一致している場合、請求書は必要に応じて購買オーダまたは受入参照と一致するものとして、自動的にマークされます。転記予定の残高が一致していない場合は、仕入先ページの請求書/一般タブで選択した常に照合差異転記作成オプションに従って、予定の残高と一致させるために許容範囲行が自動または手動で作成されます。会社が明細レベルの照合を使用している場合、許容範囲行の明細は作成されません。この場合、許容範囲は正しい転記明細に転記されます。