未払いの仕入先請求書を取り消すには、 [仕入先請求書を取り消す] アクティビティを使用します。支払が記録されている場合は、請求書を取り消す前に支払を取り消す必要があります。その後、同じ請求書番号を使用して請求書を再入力できます。
このアクティビティを実行するには、ステータスが仮転記済または転記済である仕入先請求書が存在している必要があります。
請求書に対して過去に行われた転記を取り消すための伝票が作成され、請求書のステータスが取消済に変更されます。請求書番号は、新しい仕入先請求書に再利用できます。
最終転記の前に仮転記仕入先請求書が転記されている場合、 (例えば、伝票 I と伝票 J が作成されている場合) 、請求書を取り消すと、 元の伝票 I と伝票 J に対応する 2 つの別々の取消伝票が作成されます。
受領した購買オーダ明細に照合した請求書を取り消す場合、特別なチェックが行われます。照合したオーダ明細の購買品目が、品目数量別価格を使用する仕入先契約に含まれている場合、数量と金額の累積値は該当期間に更新されます。照合した購買品目または番号なし品目が、仕入先契約に含まれる仕入先分類にも属している場合、金額の累積値は、分類金額別割引率の該当期間に更新されます。いずれの場合も、仕入先契約全体の現在の金額が更新されます。
購買オーダ明細に照合した価格調整請求書を取り消す場合、特別なチェックが行われます。照合したオーダ明細の購買品目が、数量別価格を使用する仕入先契約に含まれている場合、金額の累積値は該当期間に更新されます。照合した購買品目または番号なし品目が、仕入先契約に含まれる仕入先分類にも属している場合、金額の累積値は、分類金額別割引率の該当期間に更新されます。いずれの場合も、仕入先契約全体の現在の金額が更新されます。