査定を検収する

説明

このアクティビティは、査定を検収するために使用されます。項目に検収値を入力すると、査定を検収できます。検収後、伝票の作成時に金額が認識されます。

査定を検収ダイアログボックスに入力された伝票日付ユーザグループ及び伝票タイプを使用して、検収金額の転記が作成されます。規定のユーザーグループまたは伝票タイプが存在しない場合は、エラー メッセージが表示されることに注意してください。

何らかの理由で、査定明細項目に査定値はあるが検収値がない場合、以前の検収査定からコピーされた検収値を取得します。検収済ステータスに以前の査定がない場合、ゼロの金額がコピーされます。

契約項目の留保を上書きし、契約に最大留保が定義されている場合、項目の合計留保が最大留保を超えると、検収時にエラー メッセージが表示されます。

査定を検収し、契約項目に源泉徴収税がある場合、源泉徴収税コードと各項目の対応する税率 (査定の作成時に取得) が、仕入先の現在の源泉徴収税コンフィギュレーションに対して検証されます。差異がある場合は、警告メッセージが表示され、検収をキャンセルして、検収前に源泉徴収税を更新することができます。

注釈:ある査定が別の査定に取って代わり、この査定が完了しているが検収されていない場合、最新の査定を検収すると、古い査定のステータスが自動的にアーカイブ済に設定されます。

プロジェクト アクティビティが契約項目に関連付けられている場合、項目に関連する入出金申請書が受理され、項目の査定が検収されたときに、実績原価がプロジェクトに報告されます。複数の通貨が関係する場合、確定原価を削減するため、すべての計算は使用原価の報告時にトランザクション通貨で行われます。残りの確定原価は、システム日付に有効な通貨換算レートを使用して基本通貨に変換され、プロジェクト アクティビティに更新されます。

検収された査定を更新することはできません。

前提条件

システム効果