このアクティビティは、たとえば現金払いの顧客に追加の割引を提供する場合など、販売見積に追加の割引を入力するために使用されます。
追加の割引は見積全体に有効となり、割引グループに基づいて既存のオーダー割引に追加されます。追加割引にはパーセンテージ値のみを入力でき、その値は負の値や 100% を超えることはできません。割引は見積明細に配分されます。
計算は次のように要約できます:追加割引金額= [(販売価格 -販売見積明細割引) * 追加割引率]
販売見積/見積詳細タブで税込価格を使用オプションが選択されている場合、[追加割引金額= (税込販売価格 - 販売見積明細割引) * 追加割引率] のように計算されます。
見積割引は、グループ割引と追加割引の合計になります。グループの区分と各見積明細の追加割引は、販売見積/明細タブで表示できます。
追加の割引を入力する際には既存のグループ割引を考慮する必要があります。合計の割引が 100% を超えることはできません。合計割引が 100% を超える場合は、見積リリース時、または割引計算実行時に警告メッセージが表示されます。
追加の割引はいつでも販売見積に入力できます。ただし、割引はキャンセル済、受注、 または失注ステータスの見積明細には適用されません。したがって、明細のステータスに応じて、同じ販売見積の異なる見積明細に異なる追加割引を適用することが可能です。販売見積を受注し、受注オーダーに変換されると、追加割引は自動的に受注オーダーに転送されます。