スキャンした見積ヘッダデータを編集

説明

ドキュメントをスキャンすると、[販売見積のスキャン] アシスタントのステップ 2 が開きます。このステップでは、ユーザーはスキャンおよび解釈されたデータを検証し、データが不完全または不正確な場合は編集できます。ヘッダーデータを直接編集できます。

顧客:顧客の略称または ID 番号。値には、スキャンから解釈され、ある程度の許容偏差がある顧客IDと名前が表示されます。スキャンされた値が IFS Cloud に登録されている既存の顧客情報からの許容偏差外である場合は、値が NULL になることがあります。ユーザーはこの値を手動で入力するか、値一覧から顧客を選択できます。

スキャン済顧客名:このフィールドには、スキャンエンジンから返された顧客名が表示されます。これは、注文に対して正しい顧客が選択されたかどうかを示します。

希望納入日/時:顧客が注文の配達を希望する日付です。稼動日以外の日でも構いません。スキャンエンジンから返された見積書の需要日が表示され、手動で編集できます。このフィールドは必須ではありません。

通貨:顧客に請求される通貨の短縮コード。この通貨は、顧客の基本データを入力する際に、顧客ごとに定義します。このように、通貨は自動的に[販売見積をスキャン] ヘッダに取得されますが、必要に応じて手動で変更することもできます。

前提条件

ドキュメントが正常にスキャンされている必要があります。

システムへの影響

次のステップで商品を識別するには、ヘッダ情報を正しく設定することが重要です。