要求を作成する

説明

このアクティビティを使用して、サービスのリクエストを作成します。

顧客がサービスを必要としている場合、顧客の連絡担当者としてサービスプロバイダーと連携して、サービスプロバイダー組織が顧客の要件を満たす作業を開始できるようにリクエストを作成できます。

リクエストを作成するときに、顧客を指定し、このリクエストの顧客の連絡担当者である発信者を入力し、要件の詳細についての説明を追加できます。リクエストの作成時に発信者がシステムにまだ登録されていない場合は、新しい顧客連絡先をリクエストに追加できます。

次に、顧客の要件を満たす定義済みのサービスを選択し、さらにサービス部門必要なサービスを提供します。必要に応じて、どのサービス提供ユニットがサービス業務の実行に責任を負うか指定できます。また、サービスが必要な場所を指定したり、リクエストを優先度、深刻度、重要度の観点から分類する方法に関する情報を入力することもできます。発信者がシステム内の顧客情報に確信が持てない場合は、サービスを提供する必要がある住所を選択することから始めることもできます。必要に応じて、新規ロケーション トグルを有効にして、システムに新しい場所を作成できます。さらに、ユーザーはワンオフ アドレスを定義することもできます。ワンオフ アドレスを使用してリクエストを開始すると、「サービス先場所へ」タスクを作成できなくなることに注意してください。

サービスが必要な顧客の施設/設備がわかっている場合は、報告済項目(モデルまたはオブジェクト) の詳細も指定でき (オブジェクトに接続されている場所がある場合は、ロケーションと住所のフィールドに自動的に取得され、上書きすることもできます)、その施設/設備をカバーしているアクティブな契約を選択できます。オブジェクトが選択され、適用可能な顧客/仕入先保証タイプがある場合、1 つの仕入先と 1 つの顧客保証が自動的に適用されます。顧客または仕入先保証タイプが複数ある場合は、有効期限が最も近い保証タイプが選択されます。

報告済項目フィールドの下のリクエストページ上でオブジェクト全表示トグルを有効にするとパーティフィルタリングなしで全オブジェクトが表示されます。トグルを無効にすると、パーティに接続されているオブジェクトのみが表示されます。

顧客の選択に基づいて、リクエストの緊急度を定義できます。これは SLA と価格に影響します。

リクエスト作成プロセス中に、テキスト ファイルや画像などのメディア項目をリクエストに添付することもできます。

プロジェクトを通じてリクエストが作成されると、プロジェクト情報 (プロジェクト、サブプロジェクト、アクティビティ) が新規要求アシスタントに継承されます。リクエストが作成されると、プロジェクト情報は範囲それに関連付けられたリクエスト作業タスクに継承されます。ユーザーは手動で変更/切断できます。

施設/設備が販売インストールを含めて顧客に販売されると、施設/設備を配送するための出荷が受注オーダーから作成され、インストールを処理するためのリクエストが生成されます。インストールが完了すると、技術者は使用した時間と資材をレポートし、他の作業オーダと同様に、リクエストに対して請求書が発行されます。ただし、売上明細は受注オーダーにリンクされたままなので、顧客は施設/設備とインストールを含む納入全体を網羅した単一の請求書を受け取ることになります。このリクエストは、受注オーダー ページ >関連ページ>新規要求から開始できます。

前提条件

システム効果