プロジェクト資源要件を計画する

説明

このアクティビティを使用して、プロジェクトの資源要件を計画します。資源要件は、次の 2 つの方法で計画できます。

資源グループに対して資源要件を計画すると、スキル、能力、認定資格などの定義された基準を満たす人的資源をプロジェクトに割り当てることができます。さらに、これらの要件を満たさない人的資源についてもプロジェクトに割り当てて柔軟性を持たせることで緊急の資源ニーズに対応できます。資源要件を定義することは、プロジェクトの計画と実行を成功させる上で非常に重要であり、プロジェクトが時間どおりに、予算内で、望ましい品質基準に従って完了することを保証します。

継承される資源要件

プロジェクト アクティビティに対して資源グループを計画すると、資源グループで定義された資源要件がプロジェクト アクティビティに自動的に適用されます。これにより、プロジェクトを標準化された要件に準拠させ、効率性を改善するため、既存の要件を再利用しプロジェクト資源要件を最初から定義する必要性を軽減します。また、資源グループ内の事前定義された要件が適切に確立され、組織の標準に準拠しているため、重要な要件が見落とされるリスクも最小限に抑えられます。このようにして継承される資源要件の変更または削除はできません。事前定義された基準の整合性を維持します。資源グループ要件が更新されると、これらの変更はプロジェクト資源要件計画に自動的に反映されます。

プロジェクトに固有の資源要件

資源グループから継承された要件に加えて、プロジェクト専用の資源要件を定義することもできます。これらの要件は、要件のソース、要件、演算子、および要件値を指定することによって定義できます。選択した要件ソースは、その後、使用可能なフィールドとそれらのフィールドで使用できる値に影響します。これらのプロジェクト固有の資源要件は、必要に応じて変更および削除できます。

プロジェクト資源計画レコード

プロジェクト アクティビティに対して資源要件が計画されている場合、資源計画レコードにはこれらの要件が存在することが示されます。既存の資源要件には、資源グループから継承されたものや、プロジェクトに固有の新しく追加された要件が含まれます。

資源要件は、資源計画レコード内にプロジェクト、サブプロジェクト、およびアクティビティのレベルで計画できます。

前提条件

システム効果