在庫からプロジェクトへ出庫する
説明
この機能を使用して、在庫から品目の数量を出庫します。出庫は手動または自動で行うことができます。すでに引き当てられている資材の出庫や、事前引当なしでその場所から直接資材を出庫することも可能です。
供給オプション MRP と出庫が手動で実行される場合、マニュアル出庫ダイアログには、出庫可能な標準在庫レコードのみが表示されます。
供給オプションが MRP でない場合は、出庫可能なプロジェクト在庫レコードのみがダイアログに表示されます。他のプロジェクトに属するプロジェクト在庫は表示されません。
前提条件
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その他需要明細が存在する必要があります。
- 在庫から出庫される品目の数量は、サイトの在庫場所に存在している必要があります。
- アクティビティのステータスは「リリース済」である必要があります。
- 転記コントロールルール M62 と原価要素のマッピング。
システム効果
- 資材が出庫されます。
- その他需要明細の出庫数量と出庫日が更新されます。
- 品目の在庫数量が更新され、品目の数量が削減されます。
- 各場所の在庫トランザクションが在庫に作成されます。これらのトランザクションは、プロジェクト設定パラメータ転記指定タブの情報を使用して転記されます。
- 出庫されると、確定と消化実績列のプロジェクト資材値 (供給オプションが MRP でない場合) はゼロになります。(実績原価は、出庫時ではなく、プロジェクト在庫への受領時にのみ報告されます。)
- 標準資材を発行出庫した後(供給オプションが MRP の場合)、実績列は、この品目の出庫に関する在庫トランザクション値に基づいています。確定列の値が減少し、残りの引当済項目の確定原価を反映します。
注釈:関連する購買オーダーが受信済ステータスになるまで、その他需要明細の進捗状況は報告されません。受信済状態になると、受領数量を必要数量で割り、そのパーセンテージ値を取得して進捗状況が計算されます。