このアクティビティは、プロジェクトの会計、予算編成、予測に使用される通貨レート タイプを定義するために使用されます。複数通貨の予算編成と予測、および/またはプロジェクト通貨を使用するかどうかはオプションです。また、予測に ETC を割り当てるときに移動された値を検証するためのパラメータを定義するためにも使用されます。プロジェクト通貨は主に原価管理とレポート作成の目的で使用され、会社ベースではない単一の通貨で予算編成と予測ビューを提供します。つまり、任意の通貨をプロジェクト通貨として使用できます。
会計用のプロジェクト仕様の為替レートタイプは、プロジェクトの会計に使用される通貨タイプです。
予算作成と予測為替レートタイプは、レートが固定されている場合にプロジェクト原価を基本通貨で表示するために使用されます。また、複数通貨での予算編成と予測の機能性を使用することで、トランザクション金額での予算編成と予測が可能になります。
予測情報でのETC割当は、予算作成と予測為替レートタイプとプロジェクト通貨レートタイプ同時に使用され、かつレートタイプが異なる場合にのみ使用されます。移動値とソース明細の通貨が異なる場合、ソース明細の値を移動したときに、残りの値はすべての列で 0 (ゼロ) に等しくなりません。残りの値を 0 (ゼロ) にするには、プロジェクトまたは基本 B&F レートオプションのいずれかを選択する必要があります。検証通貨値は移動中に変更されません。
プロジェクト資金予測の通貨設定は、プロジェクトの資金予測をトランザクション通貨で実行するか、基本通貨のみで実行するかを定義するために使用されます。多通貨での資金予測がオンに設定されている場合、新しい資金予測明細を作成するときにトランザクション通貨を定義する必要があります。多通貨での資金予測がオフの場合、各予測明細の通貨は規定で会社の会計通貨に設定され、編集できなくなります。