予算管理ルールを定義する

説明

予算管理ルールは、プロジェクト トランザクションが予算に対してどのように検証されるかを定義し、予算消費時点以降にのみ機能します。プロジェクト固有の予算管理ルールは、原価要素または原価/売上の内訳構成(使用されている場合) に対して定義する必要があり、選択した会計管理コードに対して一緒に定義できます。

各予算明細の管理合計は、選択した予算の実際の予算に基づいて計算されます。ルールに対して予算明細が定義されていない場合、それらのルールに対する管理合計はゼロになります。各管理ルールの管理予算合計は、プロジェクト予算管理サマリで確認できます。

予算どおりに管理すると、プロジェクト原価を実際の予算と同じレベルで厳密に管理できるため、明示的な予算管理ルールを定義する必要がなくなります。

総予算の管理は、プロジェクトを総予算に対して管理する必要があるかどうかを決定できるようにするために使用されます。これを選択すると、プロジェクト内のすべての原価要素のプロジェクトで消費された合計原価が、さらなる消費を管理するときに合計予算と合わせて考慮されます。そうでない場合は、予算管理ルールに基づいて、予算管理されたプロジェクト原価要素に対して消費された原価のみが予算で考慮されます。

前提条件

システム効果