再転記規則の変更

説明

このアクティビティを使用して、プロジェクトの完了中に再転記規則を追加または変更します。再転記規則は、資本化原価を元のコード体系 (例: 商品売上原価 (COGS)) に再転記する代替手段として使用されます。プロジェクトで総勘定元帳と内部元帳に別々のルールが使用されている場合は、再転記規則を総勘定元帳と内部元帳に対して個別に入力または変更できます。これらのコード体系は、個別の総勘定元帳と内部元帳伝票に使用されます。

既存の再転記規則では、「100% 完了」が提案されます。つまり、資本化された全額が提案されます。部分完了を行うには、提案された金額またはパーセンテージを減らすことができます。その場合、プロジェクト完了の承認時に警告が表示されます。ただし、部分完了は、資本化転記方法 [定期] と組み合わせた、 [収益/費用の資本化] 、 [費用の資本化] 、および [収益の資本化] タイプのプロジェクトに対してのみ可能です。

[収益/費用の資本化] または [収益の資本化] タイプのプロジェクト (収益が資本化されたプロジェクト) の場合、部分的な収益完了を行うこともできます。ただし、これは再転記規則によって制御されません。代わりに、これは売上完了金額フィールドまたは売上完了率フィールドに提示された金額を減らすことによって実現されます。資本化収益の取り消しに対する相手勘定転記は、転記タイプ [GP18 – 部分プロジェクト売上完了] の設定を使用して、転記コントロールから取得されます。

前提条件

完了させるプロジェクトは、収益/費用の資本化または費用の資本化、つまり資本化された原価を持つタイプである必要があります。

システムへの影響

前述のように、再転記規則は、資本化原価を元のコード体系に再転記するための代替手段として使用されます。プロジェクト完了伝票が作成されると、再転記規則のコード体系は、原価資本化転記の取り消しに対する相手勘定転記として機能します。