期間クローズ
説明
会計ルールの期間カレンダーは、主要カレンダーと、元帳ごとの各ユーザ グループのカレンダーで構成されます。各期間は会計上、オープン、クローズ、または最終クローズのいずれかになります。ユーザ グループに対して期間を閉鎖すると、その期間はグループ内のすべてのユーザーに対して閉鎖されます。主要カレンダーで期間を閉鎖すると、その期間はすべてのグループのすべてのユーザーに対して閉鎖されます。会計期間の使用方法は次のとおりです。
- 誤った転記を排除するには、将来の期間をブロックします。使用したい時には再度開いてください。
- 期間内のすべての伝票を入力した後、特定のユーザー グループに対してその期間をクローズし、期間を調整するユーザーに対してはオープンのままにすることができます。
- 期間を完全に閉鎖すると、主要カレンダーのすべてのグループに対して、その期間が閉鎖されます。プログラムは、すべての期間のトランザクションが更新されているかを確認します。保留テーブルに伝票がある場合は、期間をクローズする前にそれらを更新する必要があります。閉鎖した期間を再度開いて、さらに伝票を入力することができます。新規トランザクションは期間照合に影響を与える可能性があります。
- 会社の期間閉鎖方法が処理戻し不可の場合、会計期間が閉鎖されると、最終的に期間を閉鎖することができます。
前提条件
元帳の会計期間を閉鎖する前に、次の作業が完了している必要があります。
- 当該期間に関するすべての伝票は、保留テーブルからそれぞれの元帳に更新されている必要があります。
- 処理中トランザクションの有無確認ダイアログにはエラーが存在しない必要があります。
- 期間を最終的に閉鎖できるようにするには、そのステータスが完了である必要があります。
システムへの影響
このアクティビティの結果、当該期間に転記することが出来なくなります。期間が最終的に閉鎖された後は、再度開くことはできません。