履歴データを分析する

説明

このアクティビティは、履歴レコードを表示し、統計的に分析し、特定の輸送機器またはシリアル品目に関する参照や決定を行うために使用されます。ここでは、新しいレコードの登録や既存のデータの改善に役立てるためにエントリーを分析できます。

関連する前提条件が満たされると、履歴データが記録されます。シリアルの履歴情報を表示するには、シリアル別履歴ページを開いて関連するタブをクリックするか、専用の履歴ページを直接開くこともできます。

履歴データを収集する目的は、シリアル品目に対して行われたメンテナンスをドキュメントに記録し、それを使用して IFS Cloud でライブ データを改善することです。例えば、シリアルオーダ履歴の整備指示ページ (シリアルオーダ履歴ページからアクセス可能) には、実際に実行された整備指示と、実行されたすべてのメンテナンスについて報告された時間と消費された資材が含まれます。このデータは、タスク ライブラリ内の整備指示の内容を改善するために使用できます。これにより、使用されなくなった資源や資材が削除されたり、新しい整備指示、資源、資材が追加されたり、整備指示の内容が調整されたりする可能性があります。このデータを分析する方法の例をいくつか示します。

履歴データを使用する別の方法としては、シリアルで修理済の不具合を分析し、これにより同様の不具合を修理する方法を知ることが考えられます。

完了した保守イベント/作業オーダーの運用パラメータ値を変更する必要がある場合は、シリアルオーダ履歴/運用パラメータ タブから実行できます (このタブは、周期保守履歴などのイベントごとの詳細ページからも利用できます)。指定される値は、イベントが実行された日付に最も近い最新の履歴値になります。値を変更するには、関連するレコードについて運用値変更をクリックします。必要な新しい値をオーバーホール後の値および合計値フィールドに入力します。注釈:ここで入力する新しい値は、シリアルの前のログ値以上であり、シリアルの次のログ値以下である必要があります。

一覧 - 運用計画履歴ページから履歴削除をクリックして、運用計画履歴の廃版履歴エントリーを削除することもできます。

IFS/フリート管理の各履歴要素の説明については、オンライン ヘルプ ファイルの「履歴データ」を参照してください。

前提条件

システム効果

N/A