構成不整合ログ

この機能を使用すると、物理構成とそれに対応するシリアル構成の間に存在する違いを見つけることができます。

物理構成が変更され、これらの変更が作業オーダー (IFS/作業オーダ管理から) または製造オーダー (IFS/製造オーダーから) を通じて報告された場合、これらの変更がフリート管理で定義されている関連するシリアル構成で検証できない場合にのみ、構成不整合ログ エントリーが生成されます。

これらの不整合ログ エントリーを調べて、構成の変更をどのように解決するかを決定する必要があります。

フリート管理に登録された構成の差異による構成不整合

シリアル構成が正しくない場合は、構成に必要な変更を加える必要があります。その結果、関連する構成の不整合ログ エントリーを解決することができます。解決しない場合、システムはこのレコードを自動的に削除します。次の例をご覧ください。

構成の分解中に、予期されたシリアル (つまり、シリアル構成で定義されたシリアル) とは異なるシリアルを受け取ります。このため、システムは構成不整合ログ エントリーを生成します。 注釈:受信したシリアルが存在しなかったということは、受信前にフリート管理で定義されていなかったことを意味します。シリアル構成から予想されるシリアルを削除すると、対応する不整合ログ エントリーが自動的に解決されます。

IFS/作業オーダ管理または IFS /製造オーダに登録された構成の差異による構成不整合

物理構成への構成変更 (作業オーダーまたは製造オーダーを通じて報告) が正しくなく、シリアル構成が正しい場合は、関連する構成不整合ログ レコードをキャンセルする必要があります。

複合組立 MRO が使用されるときに構成不整合を解決する例 - 分解または廃棄中に異なるシリアルが受信された場合、予期されるシリアルをシリアル構成から削除し、不整合ログ エントリーを解決する必要があります。さらに、シリアルが存在しない場合は、フリートおよび資産管理で自動的に作成されます。

作業オーダーからシリアル構成の変更を実行するときに異なるシリアルが見つかった場合は、予想されるシリアルをシリアル構成から削除し、不整合ログ エントリーを解決する必要があります。異なるシリアルがフリートおよび資産管理に存在しない場合は、手動で作成する必要があります。

構成不整合ログ履歴

構成不整合レコードがキャンセルまたは解決されると、これらのレコードは履歴目的でシステム内に保持されます。不整合ログ エントリー履歴は、一覧 - シリアル構成不整合履歴に表示されます。