計測値を更新する

オブジェクトの特定の条件に応じて、予防保全アクションと定期サービス プログラム スケジュールの発生を生成できます。このように予防保全アクション/繰返し実行サービスを制御するには、オブジェクトに適切なパラメータを定義する必要があります。次に、PMアクション/定期サービス プログラム スケジュールの発生ランクを生成するための基準として使用するパラメータを決定します。最後に、それらのパラメータの計測値を登録します。

パラメータには累積値制限値の 2 種類があります。パラメータの測定値が指定された制限値の範囲外になった場合、または累積値が生成の制限を超えた場合、 PMアクションが生成されます。制限値を持つパラメータの一例としては温度が挙げられます。累積パラメータとしては動作時間が挙げられます。2 つ以上の累積計測値が登録されると、状態ベースの予測 PM計画/定期サービス プログラム スケジュールが生成されます。PMアクションの開始値と間隔と比較して非現実的な予測計画になる可能性があるパラメータに対して複数の計測値が入力された場合、同じ計画日に複数の保守計画明細が生成されないようにするメカニズムがあります。

重要度-中/上:累計計測値を登録すると、それに応じて状態ベースの予測 PM計画が再生成されます。ユーザーは、システム パラメータ PM_CON_PLAN_SYNCBATCH に設定することにより、再生成をバックグラウンド ジョブとして実行することを選択できます。PMアクション/メンテナンス トリガー/条件セクションの計画不整合フラグは、条件ベースの予測 PM計画がオブジェクトに入力された最新の計測値と競合しているかどうかを示します。条件ベースの予測 PM計画が競合している場合、影響を受ける PMアクションから作業オーダを生成することはできません。パラメータ PM_CON_PLAN_SYNCONLINE に設定されている場合、プランの再生成プロセスはすぐに実行され、これには数分かかる場合があります。

下の図で、条件ベースの PM の一連のイベントを確認してください。

条件ベースの PMアクションの一連のイベント。