承認コンフィギュレーションを定義する

説明

このアクティビティでは、承認プロセスの合理化と管理を目的とし、承認レベルなどの承認コンフィギュレーションの定義に重点を置いています。

リクエストのあった変更に対する承認を滞りなく行うには、承認コンフィギュレーションライフサイクル変更要求コンフィギュレーションを確立することが不可欠となります。いずれも承認プロセスの正常な設定に必要となるためです。各ライフサイクル変更要求コンフィギュレーションに関連付けられる承認コンフィギュレーションは 1 つのみになります。

承認コンフィギュレーションの一般的な情報を確立したら、次のステップは承認コンフィギュレーションのレベルの設定です。これにより、チーム組織職位階層監督者タイプ、特定の個人などの基準に基づいて承認ワークフローを定義およびカスタマイズできるようになります。各コンフィギュレーションには少なくとも 1 つの承認レベルが必要ですが、作成できるレベルの数に制限はありません。

各レベルには一意の承認順序番号が割り当てられます。この番号はシステムによって生成され、承認コンフィギュレーションごとに個別に管理されます。承認レベルを追加した後にその順序を変更する必要がある場合は、上に移動および下に移動のオプションを使用して簡単に変更できます。

承認レベルの設定では、オプションを組み合わせることはできません。

チームオプションを選択すると、指定されたチームのすべてのメンバーが承認者として指定されます。

組織職位階層オプションを選択すると、指定された階層内でアクティブな割当を持つ従業員が承認者として含まれ、承認者はその特定の従業員に割り当てられた個人になります。このオプションでは、 階層組織職位を必須で選択する必要があります。選択した階層マトリックス階層の場合、承認者を決定する際に、紐付けられているすべての会社の関連詳細が考慮されます。

個人オプションを選択すると、指定された個人が承認者として指定されます。

監督者タイプオプションの選択は、選択時にアクセス設定のコンフィギュレーションページで設定されている監督者のコンフィギュレーションタイプに基づきます。

監督者タイプオプションの定義は次のとおりです。

コンフィギュレーションに承認レベルを設定したら、承認者を順番にシームレスに取得できるようになり、必要な領域全体で合理化された効率的な承認プロセスが確保できます。承認プロセスは、この定義された承認コンフィギュレーションおよびアクセス設定アップコンフィギュレーションページで設定された監督者のコンフィギュレーションタイプに沿って進められ、プロセスの承認者を取得するときに考慮されます。

前提条件

システム効果

このアクティビティにより、承認コンフィギュレーションが作成され、承認プロセスに不可欠なワークフローが確立されます。