追加のアクセス属性基準を定義する

説明

このアクティビティは、アクセス属性フィールド設定テーブルを定義する際に使用します。このテーブルは、論理単位内に格納されているデータに対してどのような変更を加えることができるかを制御します。

テーブルには 2 種類の記録が存在します。

アクセス属性に移動します。グラフィカル オブジェクト階層から保護対象の論理単位を選択して階層を展開し、目的の属性 ID を検索します。

カラム名フィールドでは、値一覧を使用して制御するデータを保持しているカラムを選択します。例えば、ExpenseHeader 論理単位には EXPENSE_STATUS カラムがあります。このカラムには経費ステータスの承認に関するデータが格納されています。

キーカラムフィールドは、データを識別するために使用されるキー情報の種類を指定する記録によって使用されます。

前回値フィールドは、アクセス属性の所有者が変更できる値を指定します。属性所有者は、前回値フィールドのコンテンツに一致した場合のみデータを変更することができます。例えば、EXPENSE_STATUS カラムで前回値承認済に設定されている場合、監督者は経費が承認された場合にのみ経費を変更できます。前回値フィールドが空白のままの場合、属性所有者はカラムに格納されているすべてのデータを変更できます。

新規値フィールドは、アクセス属性の所有者が新しい値に対して設定できるアクションを指定します。属性所有者が変更できるのは、前回値フィールドに記載されているデータのみになります。例えば、EXPENSE_STATUS カラムで新規値承認に設定されている場合、監督者が行えるのは経費の承認のみになります。空白のままの場合、所有者はデータをいずれの状態にも変更できるようになります。

以下の演算子を新規値前回値のフィールドで使用できます。

注釈: 該当する場合、セミコロンを使用すると演算子で複数の値を入力できます。

属性値フィールドでは、次のいずれかを選択できます。

前提条件

このアクティビティを実行するには、アクセス属性を作成しておく必要があります。

システム効果

このアクティビティの結果として、追加のアクセス基準をアクセス属性に追加し、データへのアクセス権を持たせるユーザー、および/またはデータに対して実行できるアクションを決定できるようになります。