フライトログ改正
説明
このアクティビティは、クローズされたフライトログを修正するために使用されます。フライトログがクローズされると、ログを更新できなくなります。しかし、クローズされたフライトログのデータを修正する必要がある状況が発生することがあります。このような場合には、フライトログを「改正」ステータスに設定してから、必要な変更を加えることもできます。フライトログが「改正」ステータスのとき、フライトログに次の情報を入力または更新できます。
- 特定の運用 (フライト) の出発地、到着地、ブロックオフ、離陸、着陸、ブロックオン、および備考。
- フライト中の運航上の混乱、すなわち、逸脱理由、遅延理由、混乱情報、キャンセル原因、またはキャンセル情報。
- フライト中に報告された不具合は、不具合情報を更新するための通常ルールに準拠している場合は更新できます。例えば、不具合に対して実行中の保守イベントが存在しない場合は、不具合の説明と不具合の日付を更新できます。
- フライトで報告された不具合に対して新しい不具合アクションを入力することも、既存の不具合アクションを無効にすることもできます。不具合対応記録に対して実行されたアクション、アクションの日付、技術者 ID 、および不具合解消情報を変更することもできます。
- フライトのフライト クルーに関する情報を入力、更新、または無効にすることができます。
- フライトまたはフライトログのフライト前およびフライトサービシング アクティビティに関する情報を入力、更新、または無効にすることができます。
修正されたフライトログに新しい不具合をレポートしたり、記録された状態の計測値を変更したりすることはできないことに注意してください。
変更が完了したら、フライトログを「クローズ」ステータスに設定できます。
前提条件
このアクティビティを実行するには、フライトログが「クローズ」ステータスである必要があります。
システム効果
- フライトログのステータスは「改正」に設定されます。
- フライトログに加えられた変更はジャーナルに記録されます。
- 変更されたフライトに対してフライトログ修正済オプションが有効になります。