GIS マップのカスタマイズ

GIS マップは Webアプリケーションとして利用可能で、IFS Cloud フォーム内で実行されます。これはインタラクティブな表示であり、ArcGIS システムの地理情報と IFS のビジネス情報を組み合わせます。

GIS マップは、技術的には HTML、Javascript、CSS を使用し、JavaScript 用 ArcGIS APIを使用して、実装されています。API は widget のような機能の便利な例を何百も提供します。GIS マップはこれらの widget のいくつかを使用して実装されています。GIS マップは、Web アプリケーションの構築に熟練した ESRI 開発者または IFS 開発者によって、顧客のニーズに基づいてさらにカスタマイズできます。GIS マップで利用できるその他のツールとしては、印刷、接続されたオブジェクト/接続されていないオブジェクトの強調表示などがあります。

GIS マップ クライアントをカスタマイズする場合は、以下の手順に従って汎用メソッド GenericIFSMapAction() を使用してカスタマイズできます。

  1. 最初のステップとして、Gisint クライアント プロジェクトと frmGisMapClient をカスタマイズします。
  2. カスタマイズされた frmGisMapClient_Cust フォームに以下の参照を追加します
  3. frmGisMapClient クラスをIMapControlInteractable から継承します。
  4. 以下の属性を frmGisMapClient クラスに追加します。
  5. vrtActivate メソッドをカスタマイズし、そのメソッドから基本メソッドを呼び出します。
  6. 要件に応じて GenericIFSMapAction メソッドをカスタマイズします。
  7. dictionary.xml 内のカスタマイズされた frmGisMapClient_Cust フォームに新しいタグを追加するように、辞書を生成します。
  8. プレゼンテーション オブジェクトをスキャンし、セキュリティ キャッシュを更新します。