仕入先請求書と小口現金の照合

説明

このアクティビティは、仕入先の支払トランザクションを仕入先の借方・貸方請求書と照合するために使用されます。支払トランザクションが完全に一致しない場合、仕入先が指定されていれば、残りの部分は仮受/仮払として保存されます。残高調整のために新しい項目 (正または負の差異明細) を追加することもできます。

支払と請求書を照合する際には、割引を利用したり、請求書の一部の差額調整を行ったり、部分的な支払を行うことが可能です。仕入先が他の会社で定義されている限り、他の会社の請求書も照合できます。

照合する請求書/分割払いの通貨が EMU 通貨以外の場合でも、請求書を照合することは可能です。たとえば、USD またはスイス CHF の請求書に対して EUR で支払を入力することも、その逆も可能です。また、スイス CHF の請求書に対して USD で支払を入力することもできます。通貨の組み合わせを使用する場合、再計算タイプを選択することで計算パターンを選択できます。再計算パターンは、再計算タイプと変更されたフィールドによって異なります。

前払いタイプで事前請求書を照合し、前払いを照合または新規作成する場合、前払いタイプが存在する必要があります。転記コントロールはコントロール タイプ PC8 用に設定する必要があり、コントロール タイプ PC8 は仮受/仮払 (PP7) および前受/前払 (PP37 、 PP41) の転記タイプに使用されます。

前提条件

このアクティビティを実行するには、小口現金 ページヘッダ詳細タブに入出金情報を登録し、 トランザクション タブで仕入先支払 入力トランザクション タイプを選択する必要があります。

システムへの影響

事前請求書および前払いに前払いタイプを使用する場合、転記は前払いタイプと、コントロール タイプ PC8 の転記コントロールの設定に従って作成されます。