作業者クラス

製造作業者クラスは、製造における計画、スケジュール、原価に使用される、類似した特性を持つ労働資源のグループです。作業者クラスは、労働時間を含む手順工程に接続され、その原価と負荷を決定するために使用されます。段取と実行のアクティビティに異なるスキルが必要であったり、異なる原価がかかる場合は、別々の作業者クラスを使用できます。

能力

作業者クラスは、労働負荷を計算および分析するために使用されます。能力の計算は次のいずれかに基づいて行うことができます。

能力は、作業者能力計算ダイアログを使用して計算されます。計算結果は、能力タブで、CRP と製造オーダーの労働力の可用性を分析するために使用されます。

スケジュール

工程をスケジュールする場合、能力所要計画と実施 (CRP) と製造オーダーでは、開始日時と終了日時を計算するために作業者クラスまたは個人資源は使用されません。労働負荷は、機械の段取と実行時間に基づいてスケジュールが作成された後に計算されます。

計画担当者別スケジューラ (APB) は、個人またはグループの能力を使用して工程をスケジュールします。工程はスケジュール能力フィールドの設定に応じて、「有限」または「無限」にスケジュールできます。

原価

固定労働レートと原価区分および期間ごとの労働間接費費は、費用タブに入力されます。この情報は品目原価を計算するために使用されます。報告された労働時間の実際の原価を計算するために、作業者クラス、従業員の標準原価、または給与情報から原価を取得するようにシステムをさまざまな方法で構成できます。