コンポーネント廃棄取消
説明
この活動は、資材コンポーネントの廃棄を元に戻すために使用されます。たとえば、製造オーダーで不適切に廃棄されたコンポーネントを特定した場合、そのアクションを元に戻すことができます。
コンポーネントの廃棄をキャンセルするには:
- 製造オーダー ページで 資材アクション をクリックし、 コンポーネント廃棄をキャンセルを選択します。最初のアシスタントステップで、関連する部品の 廃棄をキャンセル オプションを有効にし、 次へをクリックします。2番目のステップで、キャンセルしたい関連の廃棄報告書の キャンセル オプションを有効にします。
- 製造オーダー/資材 および 製造オーダー資材を選択します。関連する資材の行を選択し、 コンポーネント廃棄 をクリックしてから 廃棄をキャンセルを選択します。キャンセルする関連の廃棄報告書の キャンセル オプションを有効にします。
- 次に、作業現場ワークベンチ および 廃棄製造オーダー/資材を選択します。関連する資材ラインを選択し、 部品廃棄をキャンセルをクリックします。キャンセルする関連の廃棄報告書の キャンセル オプションを有効にします。
前提条件
この活動では、製造オーダーで少なくとも一部のコンポーネントが廃棄されている必要があります。
システム効果
- 資材は製造オーダーに対して発行されたままとなり、廃棄されたものとして識別されなくなります。資材は、製造オーダー製品のコンポーネントの組立あたりの数量の一部として使用できるようになります。この資材は、完成した構造物にそのまま使用できます。資材は、発行を取り消すか、再度廃棄することができます。
- 製造オーダーで廃棄されなかった特定の資材を識別する製造資材履歴トランザクションレコードが作成されます。
- 実際の廃棄数量が計画廃棄数量より多かった場合、資材ラインの残数量が削減されます。
- コンポーネント資材の廃棄数量がロット追跡されているが、シリアル追跡されていない場合は、履歴レコードが部品シリアルカタログに追加されます。現在の状態は 未配置 から 発行に変更され、運用ステータスは 廃棄 から 該当なし または 運用外に変わります。また、運用条件は 運用中変更されます。