ワークスペース

ワークスペースは、制約ベースのスケジューリング(CBS) インタラクティブ クライアントである計画担当者別スケジューラ内の特定のビューです。このビューには、クライアント内のウィンドウの現在のサイズと位置、およびウィンドウ内に表示されるデータが含まれます。ワークスペースを保存することで、このビューと全体のスケジュールを保持し、後で再利用することができます。また、ワークスペースを他のユーザーに送信したり、CBSがインストールされている場合は、シミュレーションモードに切り替えて計画担当者別スケジューラで表示することもできます。

計画担当者別スケジューラでは、システムをシャットダウンすると、現在のワークスペースが Microsoft Windows レジストリに自動的に保存されます。システムバックアップを開始すると復元されます。これにより、中断したところから作業を続行することができます。

ワークスペースを手動でディスクに保存することもできます。この操作を行うと、各ガントチャートの完全な状態が保存されます。具体的には、チャートの名前、ズームされた時間範囲、さらにチャートに表示されているすべてのオブジェクトが、その表示順序のまま保存されます。ワークスペースを手動で保存する利点の 1 つは、後でデータ ソースに接続せずに、シミュレーション モードに切り替えたスタンドアロンの CBS 計画担当者別スケジューラで保存したワークスペースを表示できることです。これにより、ワークスペースを他のユーザーと共有できるようになります。

レジストリに自動的に保存されたワークスペースを復元することは可能ですが、この方法では予期しない結果が生じる可能性があるため、お勧めしません。ワークスペースをレジストリに保存する主な目的は、特定のウィンドウのステータスに影響を与える可能性のある操作中に一時的な容量を提供することです。

ワークスペースを手動で保存するには、 ファイル メニューから ワークスペースの保存 または ワークスペースに名前を付けて保存 をクリックします。ワークスペースを開くには、 ファイルメニューから ワークスペースを開く を選択します。ワークスペースはシミュレーション モードでのみ開くことができます。

ワークスペースは、.fsw 拡張子を持つファイルに保存されます。.fsi 拡張子を持つファイルにはスケジュール データのみが含まれます。

注記:ファイルからワークスペースをロードすると、新しいスケジュール データもプログラムにロードされます。作業していたデータを保持したい場合は、新しいワークスペースを読み込む前に、.fsiファイルとして保存するか、ワークスペースとして保存してください。