構成変更ログは、作業範囲を実行するときに、削除およびインストールされた品目 (シリアル化されていない品目とシリアル化された品目の両方) を追跡するために使用されます。主に、取り外された部品と取り付けられた品目の追跡によってトランザクションが生成され、このアクティビティでは、これらのログに記録されたトランザクションを検証および編集できます。生成済トランザクションに加えて、構成品目の削除およびインストールのトランザクションを手動で入力できます。
作業オーダに基づいて作業しているときに、修理のためにシリアル構成から構成品目を削除する必要がある場合、作業工程で返品明細として削除を入力できます。削除トランザクションを構成変更ログに追加する必要があることが、返品明細に示されている場合、削除トランザクションが生成され、このログに表示されます。返品明細では、返品せずに構成から削除されている構成品目をログするために使用することができる、品目記録オフオプションがあります。実際の返品が行われる前に削除を実行できるため、このオプションでは、返品とは関係なく、削除トランザクションを構成変更ログに作成するために使用されます。したがって、作業工程の返品明細から削除トランザクションが生成され、このログに表示されます。
削除されたこれらの構成品目のインストールトランザクションは、次の 2 つのオプションを使用してこのアクティビティから作成できます。
これら 2 つのインストールオプションは、作業工程からのみ実行でき、保守オーダーからは実行できません。
レコード品目オンそして出庫済品目オンの記録オプションを使用してインストールされた構成品目を入力すると、手動入力でインストールレコードを作成できます。同様に、削除トランザクションも作成できます。
構成変更ログ内のトランザクションのステータスは、構成変更トランザクションがログに作成された時点で有効かどうかを示します。
トランザクションのステータスは手動で有効から無効変更することができ、また、その後、無効トランザクションを再度削除できます。
無効トランザクションは手動で有効に変更することができます。
複製トランザクションは、手動で設定することはできませんが、アプリケーションによって設定されます。ユーザーは、そこで、正しいトランザクションである重複トランザクションのステータスを有効に変更しなくてはなりません、すると、残りは重複トランザクションのままになります。
構成変更ログから、インストールまたは削除されたトランザクションの実際の構成変更を実行できます。構成変更を実行オプションを選択すると、選択したレコードに対して構成変更を実行するためのアシスタントが表示されます。選択されたレコードのデータはアシスタントでデフォルト設定されますが、ユーザーが追加情報を入力する必要がある場合があります。