マルチカンパニーのマニュアル伝票を入力する

説明

このアクティビティを使用して、マルチカンパニーの手動伝票を入力します。マルチカンパニーの手動伝票は、1 つの会社(現在の会社)で作成され、現在の会社および同じ法人内の他の会社に属する伝票行が含まれます。各伝票は、それが保存されている特定の会社内で個別に処理できます。機能グループMに属する伝票タイプ、マニュアル伝票は、現在の会社内のマルチカンパニーの手動伝票に使用されます。機能グループDに属する伝票タイプ、マルチカンパニー伝票は、他の会社のマルチカンパニー手動伝票に使用されます。

もし手動会社別残高オプションが有効になっている場合、伝票を保存する前に、会社ごとの伝票行が会計と(使用されている場合は)並行通貨で残高が合う必要があります。前述のオプションが無効になっている場合、会社ごとの残高は、転記タイプ AP10 (貸方残高) または AP11 (借方残高) を使用して自動的に転記されます。また、各行行グループID内の伝票行は同じトランザクション通貨でなければならず、その通貨で残高が合う必要があります。それぞれの行グループ ID の生成元会社に対しては、伝票明細が 1 つのみ許可されます。

使用された伝票タイプの伝票タイプページで伝票行グループ検証オプションが有効になっている場合は、同じ行グループ ID を持つ伝票行は、1 対 1 または 1 対多の借方/貸方関係を持つ必要があります。伝票行グループ検証オプションが有効になっている伝票タイプの伝票を保存するには、借方残高と貸方残高は各行グループ ID 内で同じである必要があります。

前提条件

マルチカンパニー伝票を入力する前に、以下を完了しておく必要があります。

システムへの影響

このアクティビティの結果として、手動伝票が作成され、保留テーブルに配置されます。