固定資産オブジェクトを販売する
説明
このアクティビティは、販売された 1 つ以上の固定資産オブジェクトに関する情報を入力するために使用されます。
前提条件
オブジェクトを売却する前に、以下の手続きが完了している必要があります。
- 売却するオブジェクトのステータスはアクティブでなければなりません。
- 補償がゼロ (0) の場合、オブジェクト売却操作は実行できません。
- 機能グループがAで、元帳の選択が総勘定元帳、 内部元帳に影響となっている伝票タイプが存在し、その伝票タイプが帳簿に接続されていない必要があります。
- 転記タイプ FAP7、FAP8、FAP9、および FAP10 を定義する必要があります。接続されてた帳簿のいずれかに売上損益オプションが有効になっている場合、転記タイプ FAP35、FAP36、FAP37、および FAP38 も定義されている必要があります。
システムへの影響
このアクティビティの結果、オブジェクトのステータスは売却済に変更され一般タブの廃棄日が売却日に更新されます。オブジェクトの処分日(売却日)は、オブジェクトの最新の取得イベント日より前にすることはできません。オブジェクトが1 つまたは複数の帳簿に接続されている場合、帳簿ごとの償却方法の処分原則によって、処分日より後のイベント日を持つ減価償却に値を許可するかどうかが決まります。売却に関連する転記を含む伝票が作成されます。