運用報告
説明
このアクティビティは、地上保守テストまたは整備経過点検フライトの一部として記録されたシリアルの実績使用状況を登録するために使用されます。多くの場合、これらのテストアクティビティには、さまざまな動作範囲での温度、フライト コントロール トラベル、燃料消費量など、特定のデータ記録要件があります。これらの要件は記録され、必要に応じてエンジニアリングの人員が利用できるようにする必要があります。各地上保守テストアクティビティ、または保守後のテストフライトの特定の側面は、多くの場合、会社固有のテストシートに記録され、品目がまだ認証要件を満たしていることの分析と確認のためのソース情報として、運用担当者とエンジニアリング人員等に提供されます。
ログ記録は、開始日と終了日、および品目に対して定義された運用パラメータに基づいて行われます。運用ログが時系列であれば、発生したイベントに対する運用ログを報告することができます。テスト結果が会社固有のデータシートに記録されている場合は、これらを「添付ファイル」パネルを用いて品目の運用ログに添付できます。運用ログの詳細については、「運用ログ報告」アクティビティを参照ください。
前提条件
- 構成が、ログ記録の開始時に完了している。つまり、「最終開始日」フィールドに入力された日付に対して、最小限の構成が整っている。
- 「最終開始日」フィールドに入力された日付より後の開始日または終了日を持つログ記録は存在できません。
- ログ記録中にログに記録または計算されるすべての運用パラメータが定義されている。
- ログに許可される最大値が登録されている。
- LLP (耐用限度品目) が正しい情報を取得するには、すべての耐用限度と負荷レートが、ログ記録の特定の時点で定義、設定されている必要がある。
- ログ記録を報告するときに、ログ記録を運用イベントに関連付けることができる。この関連付けは、運用イベントが登録されているシリアルにのみ適用される。
- フライトに関する運用ログを報告する場合、所属するフライトのステータスが「オープン」である。
システム効果
- 登録された値は、データが入力されたときに、シリアルおよびその構成内のすべてのシリアルに保存されます。計測された運用パラメータは、そのシリアルの保守グループに対して示された運用パラメータの結果です。
- このアクティビティ中に登録された値は、次回の期日計算に使用され、新しい保守イベントが作成されることがあります。
- フライトで報告される運用ログについては、対応するフライトログを閉じるときに、ログはシリアルとその構成に展開されます。フライトに対する計測データが無い運用パラメータが存在する場合、これらのパラメータ記録は運用ログから自動的に削除されます。