シリアルの名称変更を実行
説明
このアクティビティは、品目ID の変更につながる改修イベント用に作成された作業オーダで作業するときに、1 つまたは複数のシリアル名称を変更するために使用されます。すべてのシリアル名称が変更されるまで、このアクティビティは複数回実行することができます。また、特定のシリアルに対する名称の変更の可否を示したり、誤って実行された名称の変更を元に戻すこともできます。
このアクティビティを実行するには、「シリアルの名称変更を実行」オプションを「作業工程の実行」ページから選択し、「シリアルの名称変更を実行」ダイアログを開いてください。
- シリアルの名称を変更するには、「名称変更実行」オプションを有効化してください。「実施済みの名称変更」オプションがすでに有効になっている場合、このオプションを有効化することはできません。
- 名称の変更が誤って行われ、取消す必要がある場合は、「名称変更取消」オプションを有効化してください。「実施済みの名称変更」オプションが有効化されている場合にのみ、このオプションを有効化することができます。
- 改修対策後にシリアルの名称を変更すべきでない場合、「名称変更必要なし」オプションを有効化してください。「名称変更実行」または「実施済みの名称変更」オプションがすでに有効化されている場合は、このオプションを有効化することができません。
- 「実施済みの名称変更」オプションは、シリアルがすでに名称変更されているかどうかを示します。このオプションは、手動では更新できません。
名称の変更を実施した後、もし構成位置が間違っている場合は「シリアル構成管理」ページの「構成位置を訂正」機能を使って訂正します。
- 「構成位置を訂正」ダイアログを開く前に、新しく名称を変更したシリアルのテンプレート構成に存在しない構成位置は、すべて手動で削除される必要があります。
- 次に、「構成位置を訂正」ダイアログでは、無効な位置と無効な品目が注意喚起のために強調表示されます。
- 不正な位置は、リスト内の「値一覧」を使って訂正することができます。
- 訂正が完了したら、「OK」をクリックして、構成位置の訂正を完了します。
2 つの構成位置間で品目を交換するなど、「構成位置を訂正」 機能でカバーされていないシナリオがある場合があることにご留意ください。そのような場合には、「構成変更を実行アシスタント」の「シリアル削除」や「シリアル装着」機能を使って、手動で介入する必要があります。
前提条件
名称変更改修イベントに関連付けられた作業工程を含む作業オーダが存在する。
システム効果
- 名称変更を実行するオプションを選択した場合、シリアルの品目番号が変更されます。
- 名称変更必要なしオプションが選択されている場合、改修イベントが終了してもシリアルの名称は変更されません。
- 名称変更を元に戻すオプションが選択されている場合、シリアルは変更時に定義された元の状態に戻されます。
- このアクティビティを通じて名称が変更されていない残りのシリアルは、改修イベントが終了した時に名称が変更されます。