状態計測を実行
説明
このアクティビティは、作業工程の状態計測を記録するために使用されます。スケジュール済メンテナンスの実行中に、定義された限度条件から外れた計測値などの異常が見つかる可能性があります。このような計測値が見つかった場合は、このアクティビティで説明されている機能を使用して、新しい計測値を記録し、修正アクションを開始できます。いずれかの定義された限度条件から外れた計測値が記録されると、保守イベントが作成され、進行中の作業範囲の作業パッケージ (保守オーダー) に自動的に追加されます。
注釈:作業工程に状態計測要件が存在する場合、作業工程を完了する前に、これらの計測が実行される必要があります。
前提条件
- 作業工程のステータスが、「リリース済」または「開始済」である。
- 作業工程に、状態計測要件が存在する。「状態計測 要求有」オプションが、「作業工程の実行」ページで有効化されている。
- 作業工程に関連付けられたシリアルに対して、限度条件が定義されている。
システム効果
- 状態計測が、「実行」作業工程に記録されます。この情報は、「状態計測」タブで閲覧可能です。
- 「状態計測 実施済」オプションが、「作業工程の実行」ページで有効化されます。
- 計測値が定義された限度外の場合、保守イベントが生成されます。イベントは、進行中の作業範囲の保守オーダーに自動的に追加されます。
- 作業工程で報告された状態計測は、「フリート管理」に自動的に転送され、履歴レコードが生成されます。