このアクティビティは、規定外作業保守イベント用の「危険な状態で続行」オプションを有効化するために使います。このオプションを有効化すると、規定外作業見積に対する顧客からの商用承認を待たずに、規定外作業イベントをリリースして、その作業を進めることが可能になります。
「危険な状態で続行」オプションを有効化するには、該当する規定外作業イベントを「規定外作業承認」ページで開き、「危険な状態で続行を変更」オプションを選択します。また、「編集」オプションを使って、「規定外作業承認」ページの「危険な状態で続行」トグルスイッチを有効化することができます。
商用承認プロセスがまだ進行中の状態で、「危険な状態で続行」オプションを有効化することで規定外作業イベントがリリースされると、商用承認が承認されるまで、その規定外作業は顧客対して請求されません。したがって、規定外作業見積に対する顧客の承認を得たら、「危険な状態で続行」オプションを無効化する必要があります。
注釈:統合された規定外作業見積フローが使用されていない場合、または規定外作業を進めるために顧客の承認が必要ない場合は、「危険な状態で続行」オプションを有効化し、規定外作業見積を作成することなく、規定外作業をリリースすることができます。この場合、これらの規定外作業に対して実行された作業は、使用された資源に基づいて請求されます。