スペアパーツを設備オブジェクトに関連付けることができます。スペアパーツは実績には設備構成の一部ではありませんが、IFS/在庫への相互参照を介してリンクされており、部品の残高、価格、仕入先などの最新情報に直接アクセスできます。オブジェクト部品リストは、PM (予防保全) アクションまたは作業指示書の資材を計画するときに使用する効果的なドキュメントです。
オブジェクトのスペアパーツ リストに、物理的なスペアパーツまたは分離されたスペアパーツ リストを追加できます。ここで入力できる部品は登録されている在庫部品と購買部品です。必要に応じていつでもオブジェクトのスペアパーツ リストを更新できます。在庫部品の場合は在庫単位が表示されます。一方、購買部品については一次仕入先先の購買単位が表示されます。
分離スペアパーツリストは、特定のシリアルオブジェクトに必要なさまざまなスペアパーツを含むスペアパーツキットの総称です。スペアパーツ キットには、オブジェクトに含まれるすべてのスペアパーツに加えて、特定の修理作業に最も頻繁に必要となるスペアパーツやその他のアイテムを含めることができます。分離されたスペアパーツリストは、自由な定義のための架空の ID として使用することもできます。インスタンス、分離されたスペアパーツ リストを使用すると、パーツの変更を実装したり、複数のオブジェクトに対して同一または類似のスペアパーツを指定したりすることが容易になります。スペアパーツリストを新しいオブジェクトにコピーできます。
分離スペアパーツリストを作成するには、まず、独自の部品番号を持つ通常の在庫部品として分離パーツヘッダを作成する必要があります。他の在庫部品を登録するのと同じ方法で、分離部品ヘッダを在庫モジュールに登録します。次に、在庫または購買品目を分離部品ヘッダに接続できます。他のスペアパーツ リストをリストに接続したり、新しいスペアパーツ リストを作成するときに既存の分離されたスペアパーツ リストをコピーしたりすることもできます。