改修イベントを評価して作業範囲に追加
説明
このアクティビティは、作業範囲に 1 つ以上の変更を追加するために使用されます。通常、必須の変更、期限が迫っている変更、および顧客ベースラインに含まれる変更 (つまり、まだ遵守されていない変更) が作業範囲に転送されます。必須の変更と期限が迫っている変更とは別に、作業範囲に追加する変更を選択できます。シリアルに対して期限が切れておらず割り当てられていない変更が存在し、この変更が特定のシリアルに適用可能な場合は、要件に応じて作業範囲に変更を追加することを選択できます。
作業範囲に変更を加えるには、「作業範囲イベント管理」ページの「作業範囲にイベントを割当」をクリックします。アシスタントの「改修」ステップで、適切なフィルターを選択してリストに改修内容を入力します。オーバーホール オブジェクトに割り当てられた変更と、その構成およびベースラインに含まれる変更を表示できます。リストには、まだ期限が切れていない変更も含まれます (変更に対して保留中の保守イベントがまだ生成されていない場合)。作業範囲に変更を加えるには、次のオプションを使用できます:
- 手動でイベントを作業範囲に追加するには、必要な変更に対して「作業範囲内に含む」オプションを選択し、「選択イベント割当」または「終了」をクリックします。
- 「必須改修選択」をクリックして作業範囲にすべての必須の変更を追加します。リスト内のカテゴリ「必須」の改修が自動的に選択されます。次に「選択イベント割当」または「終了」をクリックします。
- 「ベースライン改修選択」をクリックしてベースラインに含まれるすべての変更を作業範囲に追加します。リスト内でベースラインに含むオプションが有効になっている改修が自動的に選択されます。「選択イベント割当」または「終了」をクリックします。
- 改修の種類など、要件に基づいてイベントを検索し、「全ての問合せ済改修を選択」をクリックして、レコードを自動的に選択します。「選択イベント割当」または「終了」をクリックします。
オーバーホールオブジェクトとその構成に対して以前に準拠した改修を表示するには、「作業範囲イベント管理/ 対策済改修の管理」タブをクリックします。非適合化イベントを作成する場合は、このタブで関連する改修を選択し、「新規対策取消タスク」をクリックします。
作業範囲から変更を削除するには、「含まれるMxイベント」タブにおいて関連する改修をクリックし、「作業範囲からイベントを削除」をクリックします。
注釈:オーバーホール オブジェクトとその構成の現在の作業範囲またはその他の進行中の作業範囲に含めることができるのは、変更の 1 つのリビジョンのみです。改修の新しいリビジョンを含めるには、関連する作業範囲から以前のリビジョンを削除するか、キャンセルする必要があります。
前提条件
- 改修に従っていないことが必要です。
- 改修はシリアル品目に適用可能である必要があります。
- 顧客の改修ベースラインは、工場整備既定値/改修ベースラインタブで定義される必要があります。
- 保留中のイベントを定義するには、改修イベントの期限計算を実行する必要があります。
- 改修の新しいリビジョンを追加するには、オーバーホール オブジェクトの現在の作業範囲またはその他の進行中の作業範囲に以前のリビジョンを含めないでください。
システム効果
- 改修イベントは作業範囲に含まれており、作業範囲の計画に利用できます。これは、「作業範囲定義/作業範囲Mxイベント」タブで確認できます。
- 影響を受ける品目の品目番号の変更につながる改修に対して「品目番号を変更」オプションが有効になります。影響を受ける単一の品目に対して、このような改修を 1 つだけ割り当てることができます。影響を受ける単一の品目に対して複数の品目番号変更の改修が含まれている場合、作業範囲に変更を含めるときにエラーが発生します。