基準からの保守レベル計算
説明
このアクティビティは、保守オーバーホール オブジェクト (作業オーダー品目) の構成全体、または構成内のサブ組立に対して、作業オーダー品目の保守レベルベースラインを適用するために使用されます。
リビジョンは通常、作業範囲が最初に作成されるとき、サブ組立の異なるリビジョンが必要な場合、または異なる品目が見つかったシナリオによりオフログが変更されたときに選択されます。
保守レベルを計算するには、「作業範囲定義」ページで、「基準から保守レベルを計算する」をクリックします。開いたダイアログで、必要なリビジョン番号を入力します。ツリーナビゲータまたは「作業範囲 - 品目/割り当て Mx レベル」タブで結果を確認します。ここでは、全反映品目表示オプションは、サブ組立に割り当てられた保守イベント (変更や LLP 保守イベントなど) の影響を受けるすべての品目が特定の保守レベルに含まれているかどうかを示します。この情報は、サブ組立の適切な保守レベルを選択するのに役立ちます。
注釈:このアクティビティは、作業範囲のリリースによる計画オーダー構成の作成後、および計画オーダー構成のリリースによる供給製造オーダーの作成後に実行できます。
前提条件
- このアクティビティを実行する品目に対応する位置品目に対して、分解、処置、組立構成、およびルーティングを定義する必要があります。
- 計算の対象となるサブ組立および/またはピース品目のすべての保守レベルに対して、保守 レベルの構成とルーティングを定義する必要があります。
- 顧客の保守ベースラインと変更は、IFS/フリート管理で定義する必要があります。
システム効果
- 位置品目のリビジョンが選択され、作業範囲の定義に使用されます。
- 作業オーダーのオフログは、IFS/フリート管理のシリアル構成に基づいて作成されます。
- 品目およびすべてのサブ組立の作業範囲保守記録が作成されます。これらの作業範囲保守記録は、現在の製造リビジョンのものです。
- これらの作業範囲の保守記録の保守レベルは、オーバーホール品目の保守レベルベースラインに基づいて設定されます。
- ピース品目の処置保守レベルは、以下の優先順位で設定されます。
1.保守レベルベースライン上のピース品目に対して定義された処置タイプの保守レベル。
2.「サイト/製造/MRO/親保守レベルをピース品目にコピー」を選択した場合、直下の親サブ組立の保守レベルを設定します。
- 品目および影響を受ける品目を公開するすべてのサブ組立の保守 レベルは、システムによってフラグが付けられます。