緊急度マトリックス標準を定義する

説明

緊急度マトリックス標準は、緊急度リスク要素 (人員の安全、環境流出、生産損失など) ごとに、会社に必要な緊急度マトリックスを定義します。各緊急度要素には次のものが必要です。

したがって、深刻度レート、確率ランクを乗算して、必要な緊急度マトリックスを求めます。施設/設備の緊急度は、施設/設備の不具合とその結果生じる深刻度、発生確率、および発生検出可能性に基づきます。

下のテーブルは、人員傷害のリスクを考慮した緊急度マトリックスの例を示しています。

緊急度マトリックスの登録とマスターの保存場所は、会社の FMECA 分析を実行するためにどのアプリケーションが使用されているかによって異なります。次のいずれかになります。

IFS FMECA - IFS FMECA が定義され、緊急度マトリックスに接続する必要があります。次に、各故障モードごとに異なるリスクカテゴリのレートを付与する必要があります。

サードパーティ RCM分析ツール - このシナリオでは、IFS Cloud で緊急度マトリックス標準を手動で取得します。緊急度標準 ID、リスクカテゴリ、不具合の深刻度、および不具合の発生確率を入力します。

アプリケーションは、利用可能な最大レートを 100 として 0 ~ 100 の範囲のレートの正規化された値を提供し、それに応じて残りの値を正規化します。レートが定義されていない場合は、それを FMECA または緊急度分析に使用することはできません。