受取小切手の現金化訂正

説明

このアクティビティでは、手形 (BoE) を実際に取り消さずに、現金化を取り消すことができます。BOE 現金化訂正ダイアログで、新しい差異項目の規定データを入力します。現金化取消の振込手数料を入力することができ、この振込手数料が課税対象である場合は税コードを入力できます。顧客に振込手数料を請求することを選択した場合、簡易請求書が自動的に作成されます。

BOE 現金化訂正ダイアログで OK をクリックすると、入出金照合ダイアログが開きます。訂正された BoE ごとに 1 行が入力されます。取り消された請求書のデータは変更できません。情報提供のみを目的として表示されます。訂正された BoE ごとに 1 つの新しい差異明細が表示されます。これらの差異明細の一部のデータは変更できます。

前提条件

[決済済] ステータスの BoE のみ、現金化を取り消すことができます。

システムへの影響

BoE は、[決済済] ステータスから [未入金/決済済] ステータスに変わります。BoE に含まれる請求書は未処理のままになります。口座取引が取り消されます (PP1) 。現金化が取り消された各 BoE に対して、新しい差異明細が作成されます (IP21) 。銀行が振込手数料を請求する場合、その金額は振込手数料口座 (PP4) に転記されます。振込手数料が課税対象の場合、その金額は手数料税コード フィールド (PP51) から計算されます。

差異明細を新しい BoE に含めることができます。

振込手数料の金額を顧客に請求することを選択した場合、顧客ごとに 1 つの仮簡易請求書が自動的に作成されます。取り消された BoE ごとに振込手数料の請求書明細が 1 つ作成されます。