承認手順を拒否する
説明
このアクティビティを使用して、選択した承認プロセスのステップを拒否します。アクティビティは、ドキュメントの「ドキュメント リビジョン」ページのドキュメントの添付パネルと一覧 - 承認タブで実行できます。
注釈:一覧 - 承認ページを使用して複数の承認ステップを拒否できます。
前提条件
- ドキュメント リビジョンのステータスは、承認処理中である必要があります。
- 次のいずれかに該当する必要があります:
- 個人ID フィールドに登録されている個人。
- グループID フィールドに登録されているグループのメンバー。
- 文書管理の管理者。
- 承認プロセスには、承認ステータスが否承認のステップは含められません。
システムの効果
- 現在の承認ステップが否承認に設定され、承認プロセスが停止されます。拒否の理由によっては、承認プロセスを続行できるように、プロセスの前のステップに戻って問題を修正する必要があるかもしれません。
- イベントが有効になっている場合、オブジェクトを作成したユーザーにはイベント サーバーを通じて自動的に通知されます。自動通知を使用するには、イベント レジストリでイベント APPROVAL_ROUTE_REJECTED および STEP_REJECTED_NODOC が設定されていること、サーバー上で IFS/イベント サーバーが実行されていること、および受信側ユーザーがネットワークシステムにログオンしていることが必要です。ドキュメント承認ステップの拒否には APPROVAL_ROUTE_REJECTED を設定し、ドキュメント以外のオブジェクトの承認ステップの拒否には STEP_REJECTED_NODOC を設定する必要があります。各イベントのイベント レジストリで設定される通知方法は、メッセージまたは E メールを使用できます。通知を受信するためにユーザーがアプリケーションにログオンする必要はありません。
- 拒否されたオブジェクトがドキュメントの場合、ドキュメントを作成したユーザーは承認プロセスをキャンセルできます。その後、ドキュメントのステータスは暫定になり、承認および/または拒否されたすべてのステップが履歴にコピーされます (このイベントの履歴ログが有効になっている場合)。
- リスク分析全体の承認が取り消されない限り、拒否されたステップは削除できません。
- 特定のステップでセキュリティチェックポイント必要オプションが選択されている場合、ユーザーはそのステップを拒否する前に認証を行う必要があります。一覧 - 承認ウィンドウを使用して複数の承認ステップを拒否する場合、選択した複数のドキュメントステップに対してセキュリティチェックポイントが追加されている場合、承認要求ダイアログは 1 度だけ表示されます。
- セキュリティ チェックポイント プロセスを正しく有効にするには、グローバル構成を行う必要があります。セキュリティ チェックポイントをグローバルに有効にするには、「承認プロセスのセキュリティ チェックポイントを設定する」を参照してください。