このアクティビティは、賃金クラスを入力するために使用されます。賃金クラスは、スケジュールとルールのコンポーネントに統合される給与計算システムが複数ある場合に、賃金コードに対応する情報を配分するために使用されます。各給与計算システムごとに 1 つの賃金クラスを入力します。少なくとも 1 つの賃金クラスを入力する必要があります。
賃金クラスは、複数の給与計算システムがあるという理由以外で、スケジュールとルールの基本情報を分割する場合にも使用できます。たとえば、異なる従業員カテゴリのスケジュールとルールの基本情報を、異なる人事担当者または給与計算担当者が管理する場合があります。この場合、賃金クラスを使用して基本情報を分離しておくことで、各担当者が自分のデータのみを確認できるようになります。
賃金コード、稼働時間スケジュール、増分、ルールなどに関する基本情報は、賃金クラスによって異なります。ページのタイトル バーには、現在作業している賃金クラスが表示されます。IFS Cloud にログインすると、既定値によりユーザー独自の賃金クラス、つまり、従業員スケジュールとルール ページでユーザーに関連付けられている賃金クラスでの作業環境が設定されます。
従業員の賃金クラスを変更オプションで、作業を行う賃金クラスを選択できます。この場合、複数の賃金クラスが定義されているということになります。アプリケーションのタイトル バーにあるドロップダウン リストを使用してこれを変更できます。異なる賃金クラスに対応する複数の基本情報ページを同時に開き、ページ間を切り替えることができます。タイトル バーをチェックして、適切な賃金クラスで作業していることを確認してください。
前提条件はありません
このアクティビティの結果として、賃金コードを入力できるようになります。賃金クラス ページのロング賃金コード オプションを選択すると、最大 10 文字の賃金コードを入力できます。このオプションを選択しない場合、賃金コード フィールドに入力できる最大文字数は 4 文字になります。