時間バランスの定義を入力する

説明

このアクティビティは、従業員の時間バランスを定義するために使用されます。時間バランスは、従業員のタイムカード情報に入力された結果に基づきます。計算プログラムによって自動的に入力されたか、ユーザーが手動で入力したかは関係ありません。

時間バランスには、許容される最小値と最大値、丸め値やしきい値などを説明する基本的な定義があります。賃金コードはバランスなどに影響を与えます。すべてのバランスは、定義ページに入力される賃金コードの加算や減算によって更新が行われます。プラスの係数を持つ賃金コードはバランスに加算されます。マイナス係数を持つ賃金コードはバランスから減算されます。

バランスは照合期間に関連付けが行われる場合があります。つまり、期間内でのバランスの変動を許可し、期間の終了時にバランスを特定の値に設定することができます。カットアウトした時間を賃金コードまたは別のバランスに転送することもできます。これをバランスの変換と呼び、日々の残りやバランス照合時に作成される残りに利用できます。

時間バランスではアラート機能性も使用できます。ただし、これを行うには、IFS/Foundation1 コンポーネントにセットアップを入力する必要があります。アラートを使用します。例えば、超過時間の時間数が労働時間の規制違反値に近づいた場合に警告を発します。アラートは、最小制限値、最大制限値、または両方の制限値に対して定義できます。アラートは制限を超えると発せられますが、一度制限を超えた後は、毎回アラートを発するわけではありません。バランスが一度、制限範囲内に戻ってから再びその制限を超えた場合には、新たにアラートが発せられます。

バランスを有効にするには、勤務時間ルール タイプに関連付けを行います。そのあと、ルール タイプを従業員にリンクされます。

前提条件

バランスの加算と減算に使用する賃金コードを入力しておく必要があります。

システム効果

システム上の影響はありません。