シフトを入力する

説明

このアクティビティは、稼働時間 (サイクル) スケジュールを定義する際に使用するシフト名の入力に使用します。

シフトは、後で従業員にサイクル スケジュールを割り当てるときに使用されるサイクル スケジュール内の連番番号を識別します。シフト値を保持する連番番号のみが割当に使用できます。

サイクル開始日 (サイクル スケジュール タブで入力) と従業員に割り当てられるシフトの組み合わせで従業員の実際の勤務スケジュールが決定されます。単純な 1 週間の回数区分なら、シフトは常に回数区分の最初の連番番号にリンクされます。従業員にスケジュールを割り当てるときに、選択できるシフトは 1 つだけになります。一方、複数週のサイクル スケジュールでは、通常、複数のシフトが定義されます。スケジュールの割当でどのシフトを使用するかは、従業員の稼働時間をどのように抽出するかに大きく影響します。次の例では、この仕組みを示します。

2 週間のシフト サイクル スケジュールには、次の情報が含まれます。

日付タイプ: M = 午前 6 時から 14 時、E = 午後 14 時から 22 時、O = 休日

スケジュール名: 2W-SHIFT

サイクル開始日: 3-May-2004

サイクルの長さ: 14

サイクル連番: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14

日付タイプ: M M M M M O O E E E E E O O

シフト: A B

従業員のスケジュール割当:

Mary, 2W-SHIFT, B, 10-May-2004

David, 2W-SHIFT, A, 10-May-2004

メアリーとデイビッドは 5 月 10 日からシフト スケジュールを開始します。メアリーは B シフトに所属し、デイビッドは A シフトに所属します。5 月 10 日の月曜日の午後シフトで働くのは誰ですか?

この質問に答えるには、サイクル開始日より回数区分を運用開始する必要があります。割当データ内のシフト情報により、サイクル開始日の開始点となる連番番号がわかります。

メアリー:

サイクル開始日は 5 月 3 日の月曜日で、メアリーはシフト B に属しています。つまり、連番 #8 は 5 月 3 日に関連付けられています。回数区分が運用開始されると、5 月 10 日は連番 #1 に該当します。つまり、5 月 10 日、メアリーは午前の日付タイプで働いています。

デビッド:

サイクル開始日は 5 月 3 日の月曜日で、デイビッドはシフト A に属しています。つまり、連番 #1 は 5 月 3 日に関連付けられています。回数区分が運用開始されると、5 月 10 日は連番 #8 に該当します。つまり、5 月 10 日、デイビッドは午後の日付タイプで働いています。

注釈:従業員スケジュールとルール ページの有効開始日は回数区分の運用開始とは関係ありません。サイクル開始日と従業員に割り当てられたシフト値が決定要因となります。

前提条件

該当なし。

システム効果

サイクル スケジュールの詳細を定義するときは、シフト情報が必要です。シフトを入力したら、サイクル スケジュールの入力を開始できます。